校内授業研究会(1年生と6年生)
9月9日(火)に校内授業研究会を行いました。子供たちの力を伸ばすために、先生方も授業づくりについて研究し、お互いの授業を見合って勉強会を行っています。先生方も日々挑戦です。今回は1年生の授業と6年生の授業を校内のすべての先生方と他校の先生方、そして高畠町教育委員会と置賜教育事務所の指導主事の皆さんで参観して学びを深めました。その様子をお届けします。
まず1年生の算数の授業です。ブロックを使いながら繰上りや繰り下がりのない20までの数のたし算とひき算のやり方を自分たちで発見していきました。
ブロックを操作しながら、ペアで話し合いながら、最後は「1の位をたしたり、ひいたりすればいい」ということを発見しました。「自分たちで試行錯誤しながら新しい知識を発見する」こういう学び方ができるように、1年生からその経験を積み上げていきます。
6年生は国語の授業です。宮沢賢治の「やまなし」という教材文を使って、読みの技術の高まりを目指しました。大人が読んでも難解な宮沢賢治の物語、授業が進むにつれて、「クラムボンって何?」、「何で5月と12月の場面に分かれているの?」一人一人が問いを持って、その問いを解決するために、調べたり、何度も教材文を読み返したり、対話したりして学びを進めています。宮沢賢治の物語への興味がわいてきて、どんどん深い思考ができるようになっている6年生の姿でした。
6年生は、一人で教材と向き合いじっくり考えるもよし、同じ問いを抱いた仲間と対話しながら考えてもよし、どんな資料を使うか、どんなスタイルで学ぶかを自分で決める学習にも初挑戦です。6年生は「学び方を自分で決める」という経験をこれからも積み重ねていきたいと思います。
放課後は先生方も学び合いです。先生方も対話を通して学びを深めています。
教師の学びは子供達の学びとまさに相似形です。