全盲ハッピーマン講演会
9月2日(火)に「全盲ハッピーマン」こと全盲のカメラマン大平啓朗さんの講演会と交流会を行いました。大平さんのお人柄、考え方、生き方に心揺さぶられた子供たちの様子をお届けします。
まず5年生と一緒に給食を食べていただきました。5年生とはすぐに打ち解けて楽しく食事しました。「助けてほしいことは自分から言うから、それ以外は自分でできるよ」と大平さん。お手伝いしたのは階段を下りるときぐらいでした。
涼しい亀岡公民館のホールに移動して、3年生から6年生が大平さんのお話をお聞きしました。大平さんが撮影した写真を見せていただいたり、一人で世界中を旅する大平さんの旅のエピソードを聞いたり、大事にしている考え方をおききしたりしました。そしてたっぷり取ってもらった質問タイム。「なぜ目が見えないのにカメラマンになったのか」、「なぜそんなに前向きなのか」、「目が見えなくて困ることはないのか」などたくさんの質問をした子供たち、その一つ一つに丁寧に応えていただきました。
6年生は引き続き大平さんと交流会です。フリートークで大平さんとの会話を楽しみました。「たった1度の人生をどう楽しむか」、「障害は自分の個性だし、強み」、「人のせいにしない」、「好きを続ける、夢中なれることが大事」、「失敗は何回やっても大丈夫、最終的に成功につながればそれは失敗でなくなるから」大平さんのたくさんのメッセージが子供たちの心に届いたようです。
「目が見えないからこんなことはできない」そんな先入観をくつがえす、大平さんの生き方、その生き方の根底にある考え方、そして常にオープンマインドで子供たちを受け入れてくれるお人柄、大平さんとの出会いは、亀岡の子供たちにとってかけがえのないものになりました。大平さん、またお越しください。